ワイナリーとキャンプと(黒坂オートキャンプ場)

がん

2018年05月04日 11:15

★2018.04.30(月)~05.01(火) 黒坂オートキャンプ場(山梨県笛吹市)

 ソロキャンパーにとって、微妙な連休となるGW。今年は谷間の平日となる5月1日だけ、仕事を休めることになった。家族連れで混み合うキャンプ場も4月30日からの一泊なら、少しは空いているかもしれない…。大好きな天空のキャンプ場「陣馬形山」へ遠征しようとかと思いましたが、混んでいると思って断念。当日、高速のサービスエリアから空いていることを確認して予約したのが「黒坂オートキャンプ場」です。







 「12時過ぎに来てくれれば、前泊のお客さんも帰って空いてます」という女性の管理人さんの助言に従い、勝沼のワイナリーを巡って時間をつぶすことに。勝沼のワイナリーを巡るのは7~8年ぶり。運転があるため、試飲できないのが残念。ワイナリー巡りは電車で来るに限ります。

 せっかくだから日本ワインコンクールで受賞したコスパのいいワインを買って帰ろうと某ワイナリーを訪問。けれど、受賞ワインが見つからない。人気で売り切れたのかと思ってスタッフの方に尋ねると「ネット限定で売っています」。日本全国どこにいても買えるネット通販で売るのはいいとしても、ワイナリーを訪れた人が買えないなんてどうなんでしょ…。

 釈然としない気持ちで次に向かったのが「フジッコワイナリー」。「おまめさん」で知られるフジッコですね。首都圏でも比較的入手しやすいワイナリーで、ワインの味わいにも定評があります。







 ただ、ここも赤は受賞ワインがありましたが、白が見当たらない。再度スタッフに聞くと「売り切れてしまいまして…。ただ、地元のスーパーならあるかもしれません」とスーパーの名前を教えてくれました。残念ながらスーパーでも売り切れでしたが、こういうスタッフの方の心遣いはうれしいですね。










 スーパーで食材とビールを仕入れて、キャンプ場へ。ブドウ畑を抜ける道が気持ちいい。12時30分前に到着です。
 「空いているのでどこでもいいですよ。ソロの人に人気なのは林間の第1キャンプ場です」。電話でお話しした方と思われる女性の管理人さんが場内について説明してくれます。お言葉に甘えて、一通り見て回ることにしました。

 第1キャンプ場。車の通り道の両側にサイトが並んでいます。






 第2キャンプ場。ファミリーの方が何組かいます。こちらのトイレだけ洋式だそうです。











 眺望がいいサイトと教えてもらったところ。すぐ目の前に道路があり、民家も見える。うーん、ちょっと張りたい場所じゃないかも。










 こちらは管理棟下のサイト。第1キャンプ場に含まれるのかな…?こちらも道路が目の前ですね。






 結局、最初に見た第1キャンプ場の上段に張ることに。広葉樹と松に囲まれたサイトです。
 ソロの人って、やはり張る場所が似通うんですね。









 ソラマメを茹でて、ビール。半袖で過ごせる陽気の中で飲むビール、最高です。





 続いて明るいうちからワインも開けちゃいます。
 今日のワインはイタリアの「モンテプルチアーノ・ダブルッツオ」。もちろん、安旨ワインです。クーラーに入れてきたので少し冷えてますが、陽気も考えると少し冷えているぐらいがちょうどいい。






 本を読みながらのんびり。キャンプするには一番いい季節ですね。
 ちょっと早めに夕飯の準備を。茹でた新じゃがをニンニクとアンチョビ、オリーブオイルで軽くソテー。でも、ニンニクとアンチョビが焦げてしまい、失敗しました…。






 馬肉も用意して、赤ワインでいただきます。醤油を忘れたので、オリーブオイルと塩、コショウでカルパッチョ風に。






 この後ステーキも焼きましたが、撮り忘れ。
 一組いたファミリーは前泊だったようで、上段サイトを独り占め。焚き火を楽しみながら、ワインを飲みます。










 夜景を少しだけ見に行き、20時過ぎにはテントに入って就寝。
 スマホ撮影なので、画像はイマイチです…。





 4時ごろ目が覚めてしまい、二度寝できず。
 寝るのはあきらめて、外に出て、再び焚き火。ほうじ茶を飲みながら、夜が明けるのを待ちます。小鳥のさえずりがどんどん大きくなっていきます。

 朝ごはんはコメを炊いて、昨夜作った豚汁など。いつも1合炊くと少し多いので、コメを減らして持って来たら、微妙に水の量を誤ったようで、下の方はこげついちゃいました。








 食後にコーヒーを飲みながら、ゆっくりと片付けを開始。9時半には帰路につきました。

 黒坂オートキャンプ場、民家やゴルフ場がすぐ近くにあり、自然たっぷり…という感じではありません。ただ、街から近いというのはメリット。
 僕が行った日はありませんでしたが、管理人さんによる「ふるまいワイン」というイベントもあるようです。そんなときに再訪してみたいですね。











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