大菩薩峠から初のテン泊縦走

がん

2020年11月12日 23:00

★2020年11月7日(土)~8日(日) 大菩薩嶺(2,057m、山梨県甲州市、丹波山村)→牛ノ寝通り→小菅の湯





会社の山友達とテン泊登山に行ってきました。
9月に行った雷鳥沢キャンプ場はわずか片道1時間。
今回はテン泊したうえで、翌日に縦走。
事前にパッキングしたザックを計測すると、13.8キロ。
計測後にカメラのレンズを重い単焦点に変えたので、14キロぐらいになったかな…。

アクセスは甲斐大和駅から。バスで50分ほどで登山口に到着です。





登山といえば朝イチのバスで向かうけど、初日は行程が短く、テン泊することもあり、第3便のバスを利用。さすがにみんな座れる程度の混み具合でした。

終点の「上日川峠」でバスを降り、いざ出発。





といっても、30分もかからず、テン場のある「福ちゃん荘」に到着です。





受付を済ませて、まずはテントを設営。
僕はニーモのタニの2人用、友人はプロモンテの1人用です。





少し雲行きが怪しくなってきたけど、いざ出発。
福ちゃん荘からは周回ルートになっていて、僕らはまず大菩薩嶺のピークをめざします。









このあたりの標高はもう紅葉はおわり。





見える湖は大菩薩湖(ダム湖)。
本当ならその奥に(確か)富士山が見えるはずだけど、本日は雲隠れ。

大菩薩嶺、登頂。





ピーク周辺はまったく眺望なし。









稜線に戻って、景色を楽しみます。





おにぎりをほおばって、大菩薩峠へ。
峠までの稜線がこのルート最大の魅力。









峠にある介山荘が見えてきました。





大菩薩峠に到着。
この後の山行の安全を祈願。















お腹が空いてたので、うどんを注文。





具材はうどんとラーメンを合わせたような不思議な感じ。

遠くには奥多摩の山々。





大菩薩峠から福ちゃん荘までは単調な下り。
距離が短かったせいか、前回猛烈に痛くなった膝は問題なし。

途中雨が降ってきて、少しだけ空き家で雨宿りして帰還しました。

福ちゃん荘で注文したビールで乾杯。





追加で、熱燗を1合。





同じく熱燗を頼んでいた女子と少しおしゃべり。
かなり登りこんでいるらしく、友人とは話が合ってましたが、僕は次から次へと出てくる山の名前についていけず…。





テントに戻って、ジムビームをお湯割りで。









ごはんはアルファ米と牛丼のレトルト、フリーズドライの豚汁。

雨が降ってきた。





フライを叩く雨音を聞きながら、20時には眠ろうとしたけれど、珍しくなかなか眠れず。
気温が思った以上に高く、この日のために買ったモンベルのダウンハガー800#2では、むしろ暑いぐらいでした。

寝たり、目が覚めたりを繰り返しながら、3:30ごろに起床。
5:00に出発して、大菩薩峠まで登って日の出を見るつもりだったけど、空を見上げると雲がかかり、星が見えるのはところどころのみ。

出発を6:00に変更。
簡単に朝ごはんを済ませ、テントの中の荷物をザックの中へ。
濡れたテントを畳んで、2日目スタート。





まずは再び大菩薩峠へ。









峠に行って驚いたのがこの雲海。

















僕のカメラ技術のなさですごさが伝わらないと思いますが、早朝、山に登ったからこそ見える景色だと思います。
いあぁ、テン泊してよかった。
反対側の富士山も今朝はばっちり。

この放り投げたようなザックがこのときの興奮を物語っているかと…。





いったん登って、峠に向けて下っていきます。





富士山もきれいに見える。





ここからは、ゴールの山梨県小菅村の「小菅の湯」に向かって、どんどん下るのみ。
落ち葉ロードと名付けたくなるような道。









下るにしたがって、徐々に紅葉が楽しめるようになってきました。

























ちょっとピークを過ぎたところが多かったけれど、楽しめました。
また痛くなった膝の痛みさえなければ、もっと楽しめたんですが…。

ひとまずなんとかゴールに到着。





ただし、バスの時間まで2時間待ち。
温泉入り、ご飯を食べて、大月駅経由で帰宅しました。





テン泊登山、今年はこれで終了。
来年はもう少しテントを担いで山に行き、テン泊登山ならではの景色を楽しみたいと思います。

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