立山・飛騨・信州キャンプ旅(最終日・6日目)

がん

2020年09月30日 21:32

★2020年9月11日(金) 廻り目平キャンプ場→自宅へ



2020/09/13

2020/09/16

2020/09/20

2020/09/23

2020/09/27



いよいよぜいたくなキャンプ旅も終わる。
キャンプの朝の定番、ほうじ茶が柔らかく身体に染み込んでくる。







廻り目平の気持ちのいいキャンプサイトが朝日に照らされる。














朝食はパスタを茹でて、夕飯の残りのクリーム煮をあえて完成。
レタスと食べ残していたトマトをサラダに。








美味しいけれど、今日も朝から食べ過ぎた。

朝から登山客がやってくる。
やはり、ここは登山のベースキャンプ場なんだと実感する。





廻り目平のこのサイト、そんなに広いわけじゃないけど、周囲に見える山を含めて、開放的な雰囲気。
やっぱり、好きなキャンプ場だ。













旅の間、よく思い出していたことがある。
パックパックをかつぎ、四万十川を3泊4日で歩いた23年前の旅だ。
河原のキャンプ地で一泊。
翌朝、近所の家に水をもらいに行き、しばらく話し込んだ。
当時はまだ「水を買う」という習慣がほとんどなかったように思う。

2泊目。
夕方、キャンプ予定地近くに到着。
設営する前にまた近くの民家に水をもらいに行った。
水を分けてくれた70代ぐらいのおばあさんに「ごはん食べて行けば?」と誘われた。
図々しくも家にあがりこみ、お風呂からあがってきたおじいさんと3人で食卓を囲む。
鮎やカニ、テーブルに並ぶのは四万十川づくしの料理。
ビールもいただいた。
「泊まっていけよ」と言われ、ありがたく布団の中で熟睡した。

翌朝、朝食はもちろん、昼のお弁当まで持たせてくれた。
疲れがとれるからと、近くの森で採取した野生のハチミツのお土産付き。
忘れられない思い出だ。



僕はきっと、こんな旅をしたいのだろう。
人と出会い、交われる旅を。

でも、人との出会いなんて運次第。
しかも車で移動していたら、出会いは限られる。

でも、いつかまたそんな出会いがあればいい。
すてきな出会いがあると信じて、また旅に出ようと思う。



「立山・飛騨・信州キャンプ旅」を読んでくださったみなさま、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
今回のキャンプ旅はいろいろと考えるところがあり、思いを率直につづったつもりです。
それゆえに一部気取ったような、暑苦しい文章となり、読みづらかったところがあるかもしれません。
ご容赦いただければと思います。


(おわり)

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