立山・飛騨・信州キャンプ旅(5日目、廻り目平キャンプ場)

がん

2020年09月27日 17:35

★2020年9月10日(木) 漁礁カオス→廻り目平キャンプ場(長野県川上村)



2020/09/13

2020/09/16

2020/09/20

2020/09/23


朝起きると、雨はあがっていた。
それでも、今日で旅を終える気持ちは変わらなかった。








朝の魚礁カオスを散歩する。
段々畑のようにサイトが並び、決して広いキャンプ場ではない。
そしてこのキャンプ場、実は左右に太陽光パネルが設置されている。(もちろんキャンプ場運営者とは別業者が設置だと思います)







景観的には残念だけど、創業者が作り上げたキャンプ場の価値が変わるわけではない。








そういう情報を先に知っていたからかもしれないけれど、不思議な魅力があるキャンプ場だと思う。

朝食はごはん、納豆、マカロニサラダ、豚汁。








シンプルな朝ごはんがうまい。

ポリコットンのタープを触ると、思った以上に乾いている。
これならゴミ袋に入れて持ち帰るほどじゃない。
天気予報を見ると、終日くもりで、翌日は朝から10時ごろまで晴れ予報。

帰ってもいいの?とささやく自分がいる。
もう1泊し、テントとタープを乾燥させて帰ることに決めた。
濡れているテントのフライをタオルで吹き上げ、撤収した。

魚樵カオスは一度走ってみたかったビーナスラインのすぐそば。
今年の旅は観光らしい観光をせずにここまで来たけど、ビーナスラインは走ろうと決めていた。








まずは美ヶ原高原に向かう。
高原の駐車場に着くと、牛伏山へ歩いて10分ほどで行けることが判明。





2000メートル級の山にわずか10分で行けるなんて、なんともお手軽登山。
半袖、短パン、スニーカーという「登山」ではありえない格好で山頂へ向かう。




















牛伏山で牛が草をはんでいるなんて、おもしろい。

南下し、霧ヶ峰方面へ。














晴れていたら、もっと気持ちのいいドライブになったのにな。

下道でキャンプ場へ向かう。

大好きなキャンプ場まであと少し。





到着。





金峰山荘が運営する「ふれあいの森」には毎年のように来ているけれど、廻り目平にテントを張るのは4年ぶりぐらい。
週末は登山客が多いので、なんだか遠慮してしまう。








平日だけにテントは少ないけれど、タープを張っているのは僕だけ。ほとんどが登山目的で来ているから。
タープを張る必要のない天気だけど、乾かさないと。

金峰山荘は500円でお風呂に入れる。
誰もいないお風呂を一人占め。
温泉じゃないけれど、気持ちいい。

風呂上がりのビールは最高。














草地のサイトで岩山を眺めながらゆったり。
サイトは起伏があるし、そんなに広くない。
でもサイトから見える岩山などの景色がなんとも言えずいい。
やっぱり、廻り目平、すごく好き。

500缶のビールを片づけたら、すぐにワイン。
リピートしているルーマニアのシャルドネ。





お気に入りのワイングラスが風にあおられてテーブルから落下してコップ酒。
木村硝子のセールで買ったから値段的には割れても惜しくないんだけど、気に入っていただけにショックだった。





夕食は鶏肉と白菜のクリーム煮、川上村特産のレタスのサラダ。





バケットは来る途中にたまたま見つけたパン屋さんで購入。





天気がよければきれいな星空が見えるんだけれど。








今年は満天の星空を見ることはできなかった。

旅もいよいよ終わる。
今年はすべてテント泊で通した。
充実した旅だったけれど、何か足りないような気もする…。





夜10時ごろまで、ワインを飲みながら焚き火を楽しみ、最後の夜を終えた。

(つづく)

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