★2018年09月11日(火)~12日(水) 吹上高原キャンプ場(宮城県大崎市)
一人旅――。
若かったときとはまた違った意味で、この言葉に引きつけられるのは僕だけでしょうか…?自分が何者かも分からなかった「あの頃」と違い、いろんな「制約」の中で生きているいま。だからこそ、再び一人旅に憧れるのかもしれません。
夏期休暇を利用し、9月11日から4泊5日でキャンプの旅に出掛けました。これだけの期間、一人旅に出掛けるのは山形、福島を巡った昨年に続き2回目。
「あの頃」と違うのは、移動手段が徒歩や自転車、電車やバスではなく、車になったこと。旅の情緒という意味では、車での移動はやはり少し寂しいですが、仕方ありません。
当初は信州を巡る予定でした。でも、予報はずっと雨混じり。
ザックを背負って、小梨平キャンプ場に行くのを楽しみにしていましたが、前日の10日に旅先の変更を決断。東日本で唯一、晴れ間が期待できそうな東北に再び向かうことにしました。
前日に購入したのがこちら。
眺めているだけで旅している気分になれます。
ETCの深夜割引を利用するため、午前2時30分過ぎに自宅を出発。何度も休憩し、軽い仮眠を取りながら東北道を北上しました。
高速に飽きて、少し手前の大衡ICで降りて向かったのは旧有備館(宮城県大崎市)。伊達家が築いた学問所のようです。
思ったよりはこぢんまりとした建物。
庭園はきれいに整備されていて、池越しに見える風景はさすが名所という雰囲気。
旧有備館の受付の方におすすめされて向かったのが「あ・ら・伊達な道の駅」。
野菜をこちらで購入し、足りないものをスーパーで買い足して、1日目の営地に向かいました。
「吹上高原キャンプ場」(宮崎県大崎市)。宮城の名湯、鳴子温泉からほど近い鬼首温泉郷にあるキャンプ場です。
広い草地が広がっていて、気持ちのいいキャンプ場。水場やトイレは複数あり、車も横づけできます。平日のこの日、完ソロかと思いきや、すでに10組近い先客。最終的には20組程度になったと思いますが、ソロキャンプを満喫できる十分な広さがあります。
手早く設営を済ませて、ちょっとした観光と温泉に。
まず向かったが鳴子峡。
無料の駐車場に車を停めて、遊歩道を散策。
紅葉で有名な鳴子峡。きっとその時期はきれいなんだろうな……。
遊歩道は最後、通行止めであっけなく終了。
もう一つ別の場所に遊歩道があるようなので、そちらのほうが見応えあるのかな?
次に向かったのが鳴子ダム。
日本初のアーチ式ダムで、土木学会選奨土木遺産なんだそうです。
鬼首温泉にある「せんとう目の湯」で汗を流して、キャンプ場に戻ります。
いつものように、ビールと枝豆でスタート。
ワインはフランスの「コート・デュ・ローヌ」。この日はコップ酒。
このワインの作り手であるエステザルグという協同組合はいろんな銘柄を作ってますが、何を飲んでも安くて美味しいです(1500円ぐらいはしますが)。
ごはんはトマトすき焼き。
暗くなって、うまく撮れていませんが。
ワインを半分ぐらい飲んだところで、就寝。
朝があまりに早過ぎて、眠気に勝てず。
でも、天候含めて、いいスタートとなりました。