2020年、初キャンプ(道志の森キャンプ場)

がん

2020年01月04日 16:57

★2020年1月2日(木)~3日(金) 道志の森キャンプ場(山梨県道志村)





2019年末、新聞の神奈川県版に載った「道志みち、通行再開」のニュース。
1月16日から3月下旬頃まで再び一部区間が通行止めとなるようなので、お正月をふるさとで過ごす人のために工事を進めて、通行を再開したのでしょうか…?
キャンパーのためではないと思いますが、工事、行政関係者に感謝です。

2020年、初めてのキャンプは再び道志の森へ。
前日までに積み込みや料理の下準備ができると楽ですね、当たり前の話ですが。
普段、キャンプの準備と言えば、金曜日に呑まずに帰ることぐらいしかできないので…。

あまり早く到着しても前泊組がいると思い、10:30ごろ到着めざして出発。
道志みち、通行再開のありがたみを感じたドライブ。ほぼ予定通りに到着。









今回は川上を目指しましたが、川沿いは空いてなく、結局、年末に張ったサイトの一つ横に陣取ることに。
前日も世間がお休みだと、何時ごろ到着目指せばいいのか、なかなか難しいところ。

今回も地中の石でペグが一度入りませんでしたが、2度目のやり直しでなんとかクリア。

ということで、まずはいつも通りビール。
年始にキャンプ場でビール。
なんともぜいたくな時間。








昼ごはんを作るよりもまずはビールを飲みたかったので、つまみはナッツ。
ただ、さすがにお腹が空いてきたので、簡単なアテを。

厚揚げとネギの上にとけるチーズを乗せて、蒸し焼きに。





焼酎のお湯割りをちびりと飲みながら、出来上がるのを待ちます。





完成。七味をかけていただきます。





体の中から温まったところで、白ワインへ。








前回びっくりしたルーマニアの同じ作り手で、品種はシャルドネ。
こちらも本当に美味しい。

後からお隣にいらしたソロキャンパーの方のこのテント、どこのテントか分りますか?






答えは自作!
コットン100%の大きな布からミシンを使って縫い上げたそうです。
世の中、すごい人がいるもんです。













道志は陽がかげるのが早い。
しばらく焚き火を眺めながらワインを飲んでいましたが、薪ストーブに火を入れ、夕飯の準備。





鶏肉と白菜のクリーム煮。





黒コショウをたっぶりかけていただきます。









簡単だけど、生クリームで上品な味に仕上がりました。

気温は0℃をわずかに下回るぐらい。
テンティピの入り口を開放して外の景色も見つつ、ワインと薪ストーブを楽しみます。









翌朝は5時起床。
寒くてさすがにすぐにシュラフからは出られない。

意を決してテントの外へ。
凍てつく道志の朝です。













外気はマイナス4℃、テント内もマイナス3℃まで下がってました。

昨夜の残りにペンネを入れて、朝ごはん。










9時を過ぎたあたりでようやくサイトが陽に照らされるようになりましたが、冷気で湿ったテントをすべて乾かすのは難しそう。









完全乾燥はあきらめて、撤収作業を終えました。





冬の道志の森では通常、管理人の方が夕方ごろ集金に来ますが、今回は2日目の朝にお父さんと娘さん(たぶん)がいらっしゃいました。
元旦のお客さんが少なかったので、山中湖村まで買い物に行き、そのあと、事故渋滞などで戻るのが遅くなったそうです。

直火全面禁止の理由を聞いてみました。

「とにかくなんでも燃やしちゃう人がいる」
「釘が入ったままの廃材を燃やして、そのままにして帰ったり。ほかの人の車がパンクしちゃう」
「発砲スチロールを燃やす人もいる」
「隣のテントに大きな火の粉が飛んで行っても気にしない人もいる」
「でも、何をしたらまずい、危ない…というのをまだ知らない人も多いんじゃないかな」

道志の森キャンプ場は2020年、55周年を迎えるそうです。
僕が20年ほど前、首都圏で初めてソロキャンプをしたのも道志の森でした。
確か平日で、完ソロ。思い出深いキャンプです。
きっと今では平日でも完ソロは難しいんでしょうね。

年末年始もキャンプ場を開けていただき、ありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。







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