★2019年4月28日（日）～29日（月）　まほーばの森（群馬県上野村）

ソロキャンパーにとって、GWはなかなかに辛い休日ですよね。
昨年のGWは予約しないまま道志のキャンプ場を巡り、どこにも入れずにドライブだけして自宅に戻ってきたことを思い出します。
キャンプ場の予約が億劫な僕は今年も出遅れました。
どうせファミリーで混雑するのなら、ソロキャンパー2人で行けばGWなりのキャンプが楽しめるのでは…？
そう思って3月下旬、オフラインさんをお誘いしました。

オフラインさんは「ひとまず」、まほーばの森というキャンプ場を2サイト予約しているとのこと。
さすがです。僕と違って、抜かりないですね。
その予約に乗っからせていただき、GWキャンプ第一弾は2人でのキャンプとなりました。






自宅から上野村までの往路は高速料金を節約し、下道を選択。
下道はもちろん疲れるんですが、高速と違って「旅感」があるのでわりと好きです。
埼玉の飯能から秩父を経て、上野村に続くワインディングロードのドライブを楽しみながら、正午ごろに到着です。












1月のふもとっぱら以来となるオフラインさんと再会。がっちり握手をした後、受付。
サイトはキャンプ場へのアクセス道路沿いですが、すみっこだったので、ファミリーから少し距離を置いてキャンプできます。

さっそく、設営。
久しぶりに自室から車の荷台に移したニーモのテントを袋から出して…。

あれ？
ない…。
ポールがない？

ポールだけは冬場も車に入れっぱなしにしていたと思ったんですが…。
荷台をくまなく探しましたが、ない…。

予備のテントも持ってきていません。
タープを低く張って、その下の地べたにそのまま寝るしかないと思って、オフラインさんに「ポール忘れました…」と白状すると、さすがオフラインさん。
車に積んでいたネイチャーハイクのテントを貸していただけました。












翌朝は1～2℃の予報だっただけに、文字通り、命拾いしました…。
オフラインさん、ありがとうございました！

大失態からのキャンプスタートでしたが、なんとか乾杯にこぎつけました。
埼玉が誇るクラフトビール「COEDO」でグラスを合わせます。







僕は途中で買ったパンで簡単に昼食。






本格的に飲み始める前に、周囲を男2人で散策。






















まほーばの森は子ども向けのアスレチックや立派なコテージがあり、周囲にはつり橋や洞窟もあって、子どもたちにとっては最高の遊び場ですね。
テントサイトは敷地に入ってすぐの林間で、上野村の街並みが見下ろせます。

適度にエネルギーを消費したところで、戻って再びビール。






酔っ払う前に夕食の準備。
僕はチリコンカン。






オフラインさんはダッチオーブンで豚バラの塊肉と野菜を焼く豪快な焚き火料理。

















アルコールはまず安旨ワインを一緒にいただきます。
よく知らない品種のポルトガルのお安いワインですが、重すぎず、軽すぎずで悪くない。






男2人にしては、豪華な夕食です。










複数キャンプならではの楽しみですね。

焚き火を囲みながらワインを傾け、ワインの後はオフラインさんからいただいたラフロイグを少しずつ口に含みます。

時折、薪を足しながら、なんてことない会話をお酒とともに楽しむ。
友人と一緒にキャンプをして、一番の時間かもしれません。

















翌朝。
朝の気温は3℃ぐらい。でも、それほど寒くありません。












朝食はパスタをゆでて、昨夜のチリコンカンをソース代わりにしていただきます。






オフラインさんは朝から焚き火。
僕は横着して火をおこさず、一緒に火にあたらせていただきました。






帰りの渋滞が心配だった僕は10時30分ぐらいに一足先にキャンプ場を後にしました。

GWにしては、ゆったりとした雰囲気のなか、楽しいキャンプをすることができました。
キャンプ場の良さもさることながら、気の置けない友人と一緒にキャンプしたからこそだと思います。