★2020年8月9日（日）　瑞牆山（2,230m、山梨県北杜市）




前編（金山山荘キャンプ場）の続きです。

金山山荘キャンプ場の翌朝、午前3時50分起床。
さすがにまだ夜は明けてない。
寝起きのほうじ茶を飲んだ後、撤収作業を開始。
菓子パンとスープで朝食を食べ終えた頃には、明るくなってきた。





5時を過ぎたあたりで、キャンプ場を出発。
朝早く出ることは周囲の方には昨日のうちに話しておいたけれど、朝からうるさくて申し訳ありませんでした。

車で5分もかからず、到着。





昨秋、金峰山に登ったときと同じ登山口。
キャンプ場から登山口があまりに近いことを知り、翌日は山に登ろうと決めた。
明日（10日）は山の日だしね。

今回登るのは瑞牆山（みずがきやま）です。

午前5時50分、登山開始。
奥秩父の濃い山の中を進んでいく。





出だしはハイキングみたいな感じだけれど、すぐに急登。
登った先で瑞牆山が姿を現した。





だいぶ距離があるように見える。
あそこまで行って帰ってくるんだから、人の脚ってすごいなと思う。





さらに登って、富士見平小屋へ到着。
テン泊の方がたくさん。









この小屋から金峰山と瑞牆山でルートが分かれる。

せっかく登ったのに、瑞牆山ルートはいったん下る。





稼いだ標高が失われていく…。それが登山なんだろうけれど。

瑞牆山、さっきよりは近づいたけど、まだ遠い。





沢まで下って、一休み。









下ったからには登り返さないといけない訳で…。

大きな割れ目が入った岩。「桃太郎岩」というらしい。





さぁ、気合を入れて登っていく。





ごろごろした岩が多くなり、きつい。
それでも自分の脚で登っていくしかないのが登山。
帽子のつばから汗がしたたり落ちてくる。





だいぶ登った後、目の前に大きな岩山が現れた。





「え？あれが頂上？あれ登るの？」
高所恐怖症の僕には無理…。

なんて思ってたけれど、どうやら頂上はあの岩の先のよう。
後で知ったけれど、「大ヤスリ岩」というらしい。

さらに登って頂上直下の鎖場へ。





これを登り切り、短いはしごを登って、登頂。














雲が多くて遠くの山々はかすんでいるけれど、山頂はとっても気持ちいい。

この日は風が強くて、薄手の長袖1枚じゃ寒くなってきた。
レインウェアの上着で防寒。

最近、下山のときに膝が痛むようになってきた。
きっと筋力不足なんだけれど、ここは科学の力に頼るしかないとサポートタイツを購入。
さらに購入したのがトレッキングポール。





これがとってもよかった。
身体のぶれが抑えられて、疲れも少ない気がする。











軽くごはんを食べてカロリーを摂取し、いざ下山。








ここからまた登り返し。









富士見平小屋へ到着。





コーヒーがとっても美味しい小屋なので、アイスコーヒーを飲もうと思っていたけれど、1,000円のお値段を見て、かき氷に変更。





マツタケも久しぶりだったけれど、かき氷も久しぶり。
塩レモン味が汗をかきまくった身体に染み込む。
山の中の夏のかき氷、いいもんです。

ここからはあと30分ほど。
ゆっくり緑の濃い林を抜けていく。











あの山まで行って戻ってきたと思うと、感慨深い。





午後12時10分、無事に下山。





お腹空いた…。
1時間ほど車を走らせて、お気に入りのうどん屋さん「うどんのこいけや」（甲斐市）へ。
武蔵野うどんのお店でオススメです。





大盛りにしたけど、普通でよかった。

ついでに勝沼まで行って、これまたお気に入りのワイナリー「キザンワイン」でワインを購入。

すでに15時。
当然のごとく渋滞にはまって、夕方帰宅しました。

登山すると、3日ぐらい極度の筋肉痛に悩まされるんだけれど、サポートタイツのおかげか今回は10分の1ぐらいで済みました。

キャンプからの登山は今回が初めて。
疲れたけど、楽しかった！

次にやってみたいのはテン泊登山。
実現に向けて、画策中です。